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血液培養の採取法と近年の変化

2026 Vol.33 No.1 目次

感染と消毒  2026 Vol.33 No.1 p.36-39 

医療の現場から
血液培養の採取法と近年の変化
中村 造

血液培養は重症感染症の診断に不可欠だが,国内の提出率は低下傾向にある.血液培養の陽性時は起因菌の特定に有用であり,また陰性時には不要な抗菌薬の終了判断に役立つ.本邦の汚染率はいまだ高く,血液培養の汚染菌の混入に対する対策として,手袋着用前の手指衛生,マスクの着用,穿刺部位の入念な洗浄や 1% クロルヘキシジン・アルコール等による穿刺部の皮膚消毒が重要である.近年は感度向上や負担軽減の観点から,1 回穿刺で 2 セット採取する方法もある.