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微生物検査における検体の扱い方

2026 Vol.33 No.1 目次

感染と消毒  2026 Vol.33 No.1 p.59-62 

感染制御に現場から一言
微生物検査における検体の扱い方
大塚 喜人

微生物検査とは,感染症の原因となる微生物をあらゆる技術を利用して検出し,その種類や量,またどの抗微生物薬が治療に有効かを調べる検査であるため,不適切な検体の扱いは患者に不利益を与えることとなる.臨床微生物検査は検査の依頼を掛けるところから始まり,検体の採取,一時的な保存と輸送,検査,結果の解釈という一連の工程の中で,検体の扱い方である検体採取とその後の扱い方はもっとも重要なポイントである.不適切な扱いはその患者のみならず,疫学的データにも影響を与え,ほか複数の患者・医療者への不利益を与えることになる