「洗浄・消毒・滅菌 ご質問受付」にて受付したご質問と回答の一部を掲載しています。
なお、回答については、質問をいただいた時の基準に沿って回答しておりますので、現時点とは異なっている場合もございます。
今回は混同を避けるため、吸引チューブを「吸引カテーテル」、吸引チューブと吸引瓶をつなぐチューブを「接続チューブ」と記載します。 接続チューブの交換頻度は、施設ごとの運用差があり、一般的には「週1回交...
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人工呼吸器や吸引を要する患者が多い病室では、周囲環境、特に高頻度接触面における微生物汚染のリスクが高いため、衛生管理に十分配慮する必要があります。ベッド周囲に適切な保管スペースが確保できない場合に...
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アルコールおよびポビドンヨードの両方が禁の患者様のCVカテーテル挿入部の消毒には、クロルヘキシジンが勧められます。0.5%濃度を用いてください。 CV挿入部の消毒には、生体適用が可でかつ強力な効果を示す消...
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ご質問どおり、CDCでは、セミクリティカル器具に対して高水準消毒を推奨しています。一方、高水準消毒は、グルタラール、フタラール、過酢酸などの高水準消毒剤に加えて、中水準消毒剤の次亜塩素酸ナトリウムでも...
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女性診療科の洗浄嘴管は、患者に直接接触しない器具であり、ノンクリティカル器材(創のない正常な皮膚と接触するもので、粘膜とは接触しない器材)に分類されます。よって女性診療科の洗浄嘴管は、滅菌の必要は...
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トリガータイプのスプレーポンプ(ノズル部分)は、洗浄や乾燥が行いにくいので、微生物汚染を受けやすいです。図には緑茶およびベンザルコニウム塩化物(低水準消毒薬)の細菌汚染例を示しましたが、おもな汚染...
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クスコ鏡の使用にあたっては、器具(金属)による冷感の軽減や、器具のスムーズな挿入を目的として、あらかじめ器具を温めておく、加温した滅菌水などで濡らしてから使用するなどの手順が一般的に行われています...
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まず確認すべきは変色しているものがなんであるかをはっきりさせるべきかと考えます。再処理後の変色はすべてに起きているのか、購入した時期、メーカー、器材の流れは変わっていないかなどを確認し、原因に統一...
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・沐浴槽の消毒方法 沐浴槽の消毒には、洗浄を兼ねた消毒が行える両性界面活性剤が適しています。プロベストⓇ(主成分として10%両性界面活性剤)の50倍希釈液(0.2%)などをしみ込ませたガーゼなどでゴシゴシこ...
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ベッドパンウォッシャーも浸漬するスペースもない環境下での、ガーグルベースンの使用・処理方法についての質問です。 ご提示いただいた方法、すなわちガーグルベースンをプラスチック袋で覆い、使用後に洗浄・乾...
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